体のお悩み相談

交通事故による【むち打ち症】の治療 ~8つの疑問質問~

もし交通事故に遭ってケガをしてしまったら。

あなたはどこで、どのように治療を受ければよいかご存知ですか?

今回は交通事故のケガで最も多い首の【むち打ち症】を例に挙げてご説明していきます。

 

むち打ち症の治療は、まず診断書を書ける病院の整形外科を受診すること。

そして状況に応じて接骨院での治療に切り替える、もしくは同時通院することを検討する。

治療が長引く場合には後遺障害診断書も必要となるので、整形外科との関係性を良好に保っておくことが大事です。

最初の診察はどこに行けばいいの?

多くの接骨院は交通事故治療指定治療院として国から認定を受けておりますので、事故に対しての治療を行うことはもちろん可能です。

しかし、交通事故に遭った場合はすぐに病院や整形外科で医師による診察を受けることが必要です。

特にむち打ち症の場合は比較的軽い頚椎捻挫から、神経や脳などの思いがけない部分にまでダメージを負っている可能性があります。

症状を見逃さないために、まずはしっかりと検査をしてもらいましょう。

また、むち打ち症は、受傷直後に痛みや不調を感じないケースが多いため、まずは交通事故で負傷したかもしれないことを医師に告げ、事故状況から考えられる症状があるかないか、きっちりと診断してもらう必要があります。

事故直後に診断を受けない、または交通事故の事実を告げて診察を受けておかない場合、後に首の痛みや不調が出てきても、交通事故との因果関係が疑われる場合がありますので、注意してください。

 

最初の診断は必ず病院か整形外科に行くこと

交通事故直後にむち打ち症が疑われた場合は、必ず病院か整形外科を受診してください。

病院か整形外科を受診しなければならない理由が2つあります。

 

理由1. 病院や整形外科では充実した検査が可能

病院や整形外科には、レントゲンやMRIといった精密検査を行える機器が充実しています。接骨院にはそれらを使用できる技師がいないために、これらの検査を受けることはできません。

少しでも首に不調を感じた場合は、事故の状況や症状を伝え、病院や整形外科で精密検査をしてもらいましょう。

但し、むち打ち症の多くは、筋肉や神経など、レントゲンでは異常が見つかりにくい部位の損傷になります。

レントゲンなどで異常が見つからなくても、首や肩の痛み、また気持ちが悪い、体調が悪いなど、むち打ち症と考えられる症状がある場合は、我慢しないで医師に異常を訴えましょう。

 

理由2. 加害者への損害賠償請求には診断書が必要となる

交通事故で被害者となってしまい、加害者に対する損害賠償請求を行う際、事故によって負傷したことを示す診断書を提出する必要があります。

診断書は医師のみが作成できるもので、接骨院や整骨院では原則として書くことができません。

もちろん、整体院やマッサージ屋などでも診断書を入手することは不可能となりますので、必ず一度は病院や整形外科に行く必要があります。

むち打ち症が頸椎捻挫の場合、比較的短期間での治癒が可能

むち打ち症は正式な傷病名ではありません。

頭が強く振られて起こる損傷を総称してむち打ち症と呼ばれています。

 

正式には、【頚椎捻挫型】、【神経根症型】、【脊髄損傷型】の3つのタイプがあるといわれています。

この他にも、自律神経の異常により眼や耳、心臓、ノドなどに異常が現れる【バレリュー症候群】と呼ばれるものもあります。

しかし交通事故によって起こるむち打ち症の多くは「頚椎捻挫」あるいは「頸部挫傷」というもので、むち打ち症の約70~80%がこの診断を受けることとなります。

頸椎捻挫や頸部挫傷の場合、首の筋肉や関節を損傷してしまった状態ですので、適切な治療を行うことで神経損傷のむち打ち症より比較的早期回復が望めるでしょう。

 

適切な治療とは何か?

適切な治療を行うことで早期回復が望めると上記にありますが、適切な治療とはどういったものなのでしょうか。

適切な治療は、受傷してどの程度の期間が経っているか、患部がどのような状態なのかによって変わります。

 

多くの接骨院では常に電気治療、温熱療法、マッサージを行います。

しかし頚椎捻挫の場合は受傷直後の温熱療法やマッサージが逆効果となることがあります。

痛めた筋肉に対してマッサージや温熱療法をしてしまうと、炎症が悪化してしまう恐れがあります。

 

頸椎捻挫も手や足の捻挫と同様に、まずはアイシング(冷やす)をすることで炎症を抑え、痛みが緩和します。

痛みや炎症が長引いてしまうと予後が悪くなり、後遺症が残ってしまう可能性も高くなります。

 

病院などでもらう薬剤が入った湿布を貼ることも有効です。

肌が弱く湿布が貼れない方は自宅にあるアイスノンや保冷材などをタオルにくるむなどして、痛めた直後は必ず冷やすようにしましょう。

ダメージを受け腫れ上がった筋肉を冷やし、病院で処方された痛み止めの薬を服用してもかまいませんが、痛み止めは症状を抑えるためのもので、治癒を促進しているわけではありませんので、痛みが弱まったからと無理をして動かさないようにすることが大切です。

捻挫の治療はウィルス性の病気の治療などとは違い、薬を飲めば原因がなくなるわけではありません。基本的には体の自然治癒力を助ける治療法となるのです。

首の負担を軽くするために、頚椎カラー(コルセット)やテーピングを行うのも有効です。

 

治療の流れ、治療期間

頸椎捻挫の軽い症状の場合、3ヶ月程度で治癒が見込めるでしょう。

上記で説明した通り、治療初期は炎症を抑え強い痛みを取り除く治療がメインとなります。

 

炎症が治まったら、固まった首の筋肉をほぐし機能を回復させるためのリハビリが始まります。

整形外科では首のけん引や温熱療法が中心となるでしょう。

接骨院では、固まった筋肉をほぐし、血流を促すために電気を流したり、マッサージを行ったりします。

 

 「頚椎捻挫」であれば、鍼灸治療も効果的と言われています。

軽い「頚椎捻挫」であれば、このような治療やリハビリを続けて3ヶ月程度で治癒するケースが多く見られます。

「頚椎捻挫」または「頚椎挫傷」以外の診断を受けた場合、まずは医師の治療方針に従い経過をみてください。

 

接骨院での治療がなぜ有効なのか

むち打ち症は、筋肉や関節を痛めるだけではなく、体の骨に大小のゆがみが生じます。

これはレントゲンなどでも異常無しとされてしまうことが多く、後遺症の原因となる場合があるので注意が必要です。

 

接骨院では、病院でも行うけん引や温熱療法にあわせて、患部だけではなく全身の筋肉バランスをみながらマッサージ、ずれた骨を正常に戻す整体を行います。

とくに首の骨の小さなゆがみやズレは、けん引だけで整えることは難しく、背中や腰、骨盤などから整えていく必要があります。

患部だけを見るのではなく、全体を通して症状を取り除いていくのが接骨院での一番の強みだと思います。

 

今では治療機器も進歩し、接骨院でも整形外科並みの治療機器を取り揃えています。

整形外科でなくとも十分な治療を受けることはできますので、その点を不安に思うことはありません。

鍼灸治療は、鍼やお灸を損傷した筋肉や固まってしまった筋肉に対して行い体の治癒力を促進させ、回復を早めることや、筋肉を柔らかくさせていきます。

また、経穴(神経のツボ)に対して行うことで神経の興奮を沈め痛みの緩和をさせます。

さらに炎症を抑制させるなどの効果も期待できます。

 

整形外科が悪いというわけではありません。

医師や理学療法士がしっかり検査し、治療やリハビリの計画を立てますので安心できると思います。

しかし、診療時間が限られていたり、混んでいてなかなか時間が取れなかったりと通院することが難しいという方もいるかと思います。

また、治療に関しても一部の病院や整形外科では痛み止めと湿布で終わり、リハビリも電気治療のみで終了ということもあります。

その点を考えると、むち打ち症の治療を得意としている接骨院の方が通院には適している場合があります。

その場合は整形外科の医師に、「通院を続けたいが診療時間内に通うことが難しいこと」、「自宅や職場近くの接骨院に通いたい」ことを伝え、その事実をカルテに記入してもらっておきましょう。

 

もし治療が長引き、後遺障害認定を受けなくてはならなくなった場合には整形外科で後遺障害診断書を作成してもらう必要があります。

しっかりとした理由があって転院を相談したこと、引き続き治療の必要があったことを事実として残しておいてもらうのです。

そうすれば、後遺障害診断書もスムーズに作成してもらえるでしょう。

交通事故の治療に関しては接骨院と整形外科の同時通院も可能です。

普段は通院しやすい接骨院で治療を行い、月に2~3回ほど医師にも経過を診てもらうようにすれば医師との関係性も崩れずなお良いでしょう。

整形外科への通院が難しい場合、あるいは症状の改善が見られない場合は、接骨院や鍼灸院などに転院し東洋医学の手法による治療を行う方が良い場合もあります。

 

整形外科と接骨院の違いは?

病院には医師免許をもった医者が診察にあたりますが、接骨院では柔道整復師という国家資格をもった有資格者が治療を行います。

また、原則として接骨院や鍼灸院でも、むち打ち症の治療に自賠責保険は使用可能です。

整形外科からの転院においても、近年では提携している病院や医院が多いため、比較的スムーズに行うことができるかと思います。

一方で、注意しなければいけないのは、国家資格である柔道整復師に対し、これに極めてよく似た整体師という資格があることです。

いわゆるカイロプラクティクといった看板を掲げて整体をしている治療院に多いのですが、整体師は国家資格ではなく民間資格ですので、こういう施設での治療は避けた方が良いでしょう。

損害賠償請求や後遺障害認定においては、国家資格を持ち、国からの認定を受けている接骨院や鍼灸院、整形外科などの医療機関で治療を受けておく必要があります。

 

鍼灸院での治療も有効

鍼灸院とは、国家資格を有する鍼灸師(はり師、灸師)が東洋医学的な治療をする施設です。整形外科での西洋医学的なアプローチで症状が改善されない場合に、医師の同意を得たうえで鍼灸院を訪れる方も多くいらっしゃいます。

 むち打ち症の治療で鍼灸院に通う場合、国家資格を取得して開業している鍼灸院であれば、接骨院と同様に自賠責保険は適用されます。

接骨院や鍼灸院で治療を受ける場合は、まずその施設が自賠責保険の使用が可能かを確認した上、保険会社に報告してから受診をするようにしましょう。

 保険会社によっては、報告をしないで勝手に病院から接骨院や鍼灸院に転院してしまったり、鍼灸治療をすることに医師の同意を得ていなかったりした場合、保険金の支払いを拒否されるケースもあります。

 

ほっと鍼灸接骨院での交通事故治療

最後に当院でどのような交通事故治療を行っているかご紹介します。

まず初めに、上記でもお話しした通り、当院は柔道整復師が所属する接骨院です。

ですので国から交通事故治療の認定を受けた認定治療院となります。

認定治療院での治療では基本的に窓口でお支払いする負担金はございません

すべて加害者側の保険会社より請求致します。

 

さらに保険会社との書類の手続きなども可能な範囲ですべて当院が代行いたします。

患者様にはしっかりと治療に専念できる環境を作ることを心がけております。

 

当院では交通事故の患者様に対して【最新の電気治療器】、【骨盤調整】、【マッサージ】【テーピング】を組合せ、すべて一人ひとりに合わせたオーダーメイド治療を行っております。

 

事故直後で炎症が確認できる期間

ハイボルテージ療法と呼ばれる最新の電気治療器を使い、患部の炎症と痛みを抑制、損傷した筋肉の回復を促進させていきます。

必要であればテーピングなどで筋肉のサポートも行います。

 

さらに首の骨や骨盤のゆがみをチェックし、骨盤を中心にゆがみを整えていきます。

本来、炎症がある期間の骨の矯正は刺激が強過ぎるため、マッサージと同様に悪化させてしまう恐れがあります。

しかし、当院の骨盤調整は特殊なブロックを使用し、ご自身の体重で徐々に良い位置に骨盤を調整していきます。

過度な力で無理に矯正するのではなく、徐々に弱い刺激で体を緩めていき整えますので炎症がある期間でも問題なく行うことが可能です。

早期に骨のゆがみを整えていくことができれば、体の治癒力を向上させることができ、後遺症が残る確率も低下させることができます。

 

炎症が治まり筋肉が固まってしまう期間

炎症が治まると、患部とその周囲の筋肉が固まってしまいます。

ここからは筋肉を緩める治療と関節の可動域を広げる治療を行います。

この期間はマッサージを中心にストレッチや骨盤調整を組合せながら筋肉を緩めていきます。

マッサージではなかなか緩まない筋肉はハイボルテージ療法を行い緩めていきます。

 

交通事故の治療は基本的にお身体が元の健康的な状態に戻るまでと言われております。

しかし制限なくいつまでも治療を続けることはできないため、できるだけ早くお身体の不調を取り除く必要があります。

お身体の状態や生活リズムを確認し、ベストな通院ペース、どのように治療を進めていくかを患者様と共有していきます。

さらに治療の成果を確実にするため、当院に通院される場合も月に1~2回程度は医師の診察を受けていただいております。

当院は病院や整形外科との同時通院も可能ですのでご安心ください。

 

万が一、保険会社との間に起きた慰謝料や休業補償などの金銭的トラブルに関しましては、交通事故専門の弁護士をご紹介することも可能です。

交通事故は体だけではなく、精神的な負担も相当重くのしかかってきます。

些細なことでも遠慮せず、当院へご相談ください。

 


当院が気になった方は是非ホームページにも足を運んでください。

スタッフ紹介や治療メニューの紹介もございます!

【ホームページへ進む】

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