もしかしたら頭痛の対処法を間違えているかも!『片頭痛』と『緊張型頭痛』の原因と対処法を解説します

頭痛 体のお悩み

みなさんこんにちは!

ほっと鍼灸接骨院の鈴木です。

 

本日のテーマは『頭痛』です!

慢性的な頭痛に悩んでいる日本人は約4000万人にも及ぶと推定されています。

 

日本人の人口が約1億2千万人くらいですので…

3人に1人は頭痛に悩んでいるということに!

 

みなさんはどうですか?

頭痛薬が手放せない方もいるんじゃないですか?

 

今回は頭痛の中でも

『片頭痛』と『緊張型頭痛』

についてお話しします。

  

片頭痛

まずは片頭痛についてです。

 

片頭痛は痛み出すと脈打つように

ズキンズキンと痛むのが特徴ですね。

 

ちなみに、痛みが何故起きるかってご存知ですか?

片頭痛の痛みの原因…

実は血管にあります!

 

何らかの理由で血管が急激に拡張することによって起こるのが片頭痛です。

拡張した血管は三叉(さんさ)神経と呼ばれるを神経を刺激します。

その刺激がさらに血管を拡張し発痛物質がどんどん出てしまい脈打つような強い痛みを引き起こすのです。

 

なぜそうなるのかははっきりとわかっていません。

心身のストレスから解放されたときに急に血管が拡張することもあります。

仕事のない週末などに「片頭痛」が起こることもあります。

   

そのほか、寝過ぎ、寝不足、女性ホルモンの変動、空腹、疲労、光や音の強い刺激なども理由になってきます。

ようするに不規則な生活をしていると発症のリスクが上がるということですね。

 

症状

では片頭痛の症状についてです。

 

さきほども少しお話ししましたが

片頭痛は突然現れる発作性の頭痛で、こめかみから目のあたりがズキンズキンと脈打つように痛みます。

まるで心臓の拍動に合わせるような痛み方です。

 

片頭痛は基本的に頭の片側と言われていますが、両側が痛む場合もあります。

酷いと日常生活にも支障をきたしてしまうくらい痛みが強くなることも…

 

また頭痛以外にも吐き気や下痢などの症状が出たり、

人によっては光や音、臭いを過敏に感じてしまうようになることもあります。

これは神経が興奮していて、敏感になっていることが原因です!

片頭痛がでたらこれをすべし!!

それでは片頭痛がでたらをどうしたらいいのかをご紹介!

 

まず知っておいていただきたいのが、

片頭痛は血流を促進させる行動はNGということ!

 

痛いからと頭やこめかみをマッサージしたり

首肩を温めたりすると血流が促進されてしまいます…

血流が増すと発痛物質も増えてしまうので痛みが増します(´゚д゚`)

 

ということを踏まえて対処法を伝授します!

  

・辛いときはとにかく冷やしましょう

痛い部分を冷やすと拡張した血管が収縮します!

頭痛が出ている側の首を冷やすのも効果的です。

とにかく血流を抑制することが痛み緩和の近道です。

 

 

・暗い場所で安静に

片頭痛は頭を動かすだけで痛みが増すこともあります。

光や騒音も痛みが増す可能性があるので、できるだけ静かで暗い場所に逃げて安静にして下さい!

なかなか難しい場合はアイマスクなどで光を遮断したり、イヤホンで耳栓代わりにするのもいいです。

とにかく神経を落ち着かせて(-_-)

 

アイマスクのオススメはこちら!

アイマスク

ベネクスというメーカーのアイマスクです。

よかったら検索してみて下さい。

  

 

・カフェインを少し摂取するのも効果的

コーヒー

カフェインにも血管縮小の効果があります。

コーヒー、紅茶、日本茶などを痛みが出始めたら早めに飲むようにすると痛みが軽減しやすいです。

ここで注意!!

カフェインが頭痛に効くと言って毎日たくさん摂取してはダメです(゚Д゚;)

逆に頭痛を引き起こしてしまいます!

 

片頭痛がでないようにするには!

片頭痛を予防するには、まず自分の片頭痛を知りましょう!

はっ??(´゚д゚`) 

って感じになりますよね…

詳しく話しましょう。

 

・片頭痛の発症した状態と環境を把握する

片頭痛の予防には、いつどんな時に出やすいのかを知るという事です。

例えば仕事中に睡眠不足だと頭痛がでるとか…

体の状態と環境をチェックし、なるべく頭痛が出やすいシチュエーションを避けるようにしましょう!

 

 

・規則正しい睡眠と食生活

片頭痛は寝不足や寝過ぎの影響を受けやすいと言われています。

他にも空腹や疲労も要注意ですね。

 

休みの日に寝だめをするのは絶対やめましょう!!

寝だめや二度寝は、寝過ぎと空腹が合わさって激しい片頭痛が出る可能性が高くなります。

休みの日も規則正しく生活しましょうね(*´ω`*)

 

 

・頭痛誘発食品を控えましょう

食べ物の中には頭痛を引き起こしやすいものもあります。

赤ワインやチーズ、チョコレートが代表的な頭痛誘発食品です!

注意してたくさん食べるのは控えましょう。

 

チョコレートなんて小さい個包装のやつだと気づくと大量の包み紙が…

赤ワインも気づくとボトルがたくさん… 

みなさん!飲み過ぎ食べ過ぎ注意です!

  

片頭痛の予防法はこんな感じですね。

何かの病気が原因となってなければ、基本的に体の調子を整えてあげることが頭痛予防の近道です!

 

緊張型頭痛

緊張型頭痛は慢性頭痛の60%を占めていると言われています。

片頭痛の原因とは違い、

首や肩、頭の筋肉が硬くなり血流が悪くなると痛みを引き起こします。

 

緊張型頭痛は精神的・身体的ストレスがかかると発症することが多いです。

ストレス

気が緩んだ時に現れる片頭痛とは真逆ですね(´゚д゚`)

 

他にも事務仕事などで長時間同じ姿勢をとり続けていると出やすくなります。

また、筋肉の緊張ではなく、うつ病など心の病気が原因となることもあります。

 

症状

緊張型頭痛の場合

首から後頭部にかけて筋肉のコリが強くなっていき、頭全体がギューッと締め付けられるような痛みがでます。

片頭痛のような吐き気や生活に支障がでるような痛み方ではありません。

しかし数時間で治まるものから数カ月継続することもあったり、慢性化するケースもあります。

 

緊張型頭痛にはこれだ!

緊張型頭痛が出た場合は筋肉のコリをほぐすことが重要です!

では方法をご紹介しましょう。

 

・温めてコリをほぐす

先に言ってしまいましたが…

筋肉をほぐしましょう!

 

方法はなんでもいいです(;´∀`)

蒸しタオルで首~肩を温める!

首~肩をマッサージする!

肩や首を回したりストレッチしたりする!

 

 

・気分転換をする

頭痛が出てしまったら一度気分をリフレッシュしましょう!

そのときにしている事に何かストレスを感じている可能性が…

ストレスは頭痛を悪化させますので、気分転換をしてあげて(*´ω`*)

 

緊張型頭痛を出さないようにするには!

頭痛なんて出ない方がいいので予防法をご紹介!

緊張型頭痛の予防法はいたって簡単(^^)/

  

・長時間同じ姿勢を取らない

筋肉の伸び縮みができていない状態が続くと筋肉がこってきてしまいます。

ですので、パソコンやスマホ、細かな作業を長時間行う時は注意しましょう!

 

基本的に15分くらい同じ姿勢で作業していると筋肉がカチカチになり始めます。

同じ姿勢での作業に慣れていない方はそのくらいの時間で肩のコリや腰の痛みを感じたりします。

 

普段から同じ姿勢で作業することが多い方は

「15分程度では全然平気です!」

なんて言う方がほとんどです。

 

しかし、これは麻痺しているだけで筋肉は確実に硬くなっています。

塵も積もれば…です!

こまめに体を動かしましょうね(^_-)-☆

 

 

・首や肩のストレッチと運動

筋肉をかたまらせないためにはストレッチや運動が有効です!

 

1.首を回しましょう

まずは動いていなかった首をぐるりと回します。

右回り、左回りと2週ずつくらいすればOKです!

 

2.首の前側を伸ばします

同じ姿勢が続くと徐々に頭が前に出て猫背の姿勢になります。

縮こまった首前の筋肉を伸ばします。

イラストの様に頭を斜め上方に傾けます。

そのとき鎖骨の部分に手を置き、皮膚を引っ張るように下げます。

そうすることによってより首の筋肉がストレッチされます!

左右10秒ずつくらいゆっくり行いましょう。

 

3.肩の上げ下げ

肩を持ち上げる筋肉が緊張しているので脱力させましょう!

両肩をギュっと上げてストンと脱力します。

肩を上げる際はそこまで力はいらないので、肩を落とす際にはしっかり脱力しましょう。

10~20回くらい気楽にやっちゃってください(^^♪

 

4.肩の巻き込みをとります

集中して作業をした後は二の腕から胸の筋肉にかけてかたまります!

猫背の状態です…

このままだと首から肩の筋肉もリラックスできません。

巻き込む原因の筋肉をストレッチで伸ばします!

 

まずは腕を水平の高さで横に開きます。

手のひらが天井を向くように腕をねじりましょう。

イラストは片腕ですが、両腕を一緒にやる方が効果的です!

 

そのまま胸を張るように腕を後ろに引いて10秒!

後にひいた状態で深呼吸を3回くらいする時間がちょうどいいです。

 

3セットくらいやるころにはかなり肩の巻き込みが取れているはず(^_-)-☆

 

頭痛が慢性化するメカニズム

最後になぜ頭痛が慢性化するのかを説明します。

 

脳は体の痛みを記憶する性質があります。

本来、片頭痛も年に2~3回程度で起こる場合が多いと言われています。

片頭痛が出た際に間違った対処方で痛みを悪化させてしまったり、痛みを長時間我慢していると、脳が徐々にそれを記憶していきます。

こうして『片頭痛の痛み』の記憶が完了してしまうのです…

 

一度記憶すると、脳は同じ様な体の状態になるたびに片頭痛の痛みを呼び起こすようになります!

なんともいらない機能です(笑)

 

そうしていくうちに脳は痛みの神経回路が混線してしまい、頻繁に痛みを出すようになってしまうのです。

これが頭痛が慢性化するメカニズムです。

 

慢性かから抜け出すためには

痛みを出さない!

痛みが出たらなるべく早く緩和させる!

 

などなど、予防と対処が重要という事ですね(^^)/

 

他にもこんな頭痛が…

ここまで片頭痛と緊張型頭痛を解説してきました。

他にも…

『群発性頭痛』

『発作性片頭痛』

『持続性片頭痛』

『SUNCT』

(流涙や結膜充血を伴う短時間持続性片側神経痛様頭痛発作)

 

今ご紹介した頭痛は特に痛みが強く、普通の頭痛とは比べものにならないレベルです!

 

 

『感染性の髄膜炎・脳炎』

『脳出血』

 

この2つの病気は筋肉などは関係なく頭の中に問題があります。

もし尋常じゃない痛みが出たり、めまい症状や体の動きがおかしくなった時はすぐ病院へ行きましょう!

  

どうしたらいいのわからない方はほっと鍼灸接骨院までご相談ください。

 


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