エラスチンとは? ~ 肌の弾力を支えるもう一つの成分

原因・身体の仕組み

年齢とともに気になってくる「肌のハリ不足」や「たるみ」。

スキンケアを変えても、思ったような変化を感じられない…
そんな経験はないでしょうか。

こうした変化の背景には、「コラーゲン」だけでは説明できない、もう一つの重要な要素があります。
それが、今回お伝えする「エラスチン」という成分です。

この記事では、エラスチンの役割や減少の仕組みを、身体の構造と回復力の視点からやさしく解説していきます。

なお、エラスチンについてより専門的に知りたい方は、別の解説記事でも詳しくまとめています。
▶︎ エラスチンの詳細はこちら

エラスチンとは何か?

エラスチンは、肌の奥にある「真皮層」に存在するたんぱく質の一つで、肌の弾力や柔軟性を支える役割を担っています。

コラーゲンが肌の“土台”をつくる成分だとすれば、エラスチンはその土台をしなやかにまとめ、元に戻る力を与える存在です。

コラーゲンとの違い

肌の構造は、コラーゲン・エラスチン・ヒアルロン酸などが組み合わさることで成り立っています。

  • コラーゲン:構造を支える柱
  • エラスチン:柱同士をつなぐゴムのような役割
  • ヒアルロン酸:水分を保持するクッション

この中でもエラスチンは、「伸びて戻る」という性質を担っており、肌のハリや弾力に直結しています。

なぜエラスチンが重要なのか?

肌の見た目の若々しさは、「弾力」が保たれているかどうかに大きく左右されます。

その弾力を支えているのが、エラスチンの働きです。

弾力を生み出す仕組み

エラスチンは、コラーゲン繊維を束ねることで、肌に“戻る力”を与えています。

例えば、肌を軽く押したときにすぐ元に戻る状態は、エラスチンがしっかり機能している証拠です。
逆に、戻りが遅くなったり、たるみが出やすくなるのは、この機能が低下している可能性があります。

エラスチンはなぜ減少するのか?

エラスチンは、年齢とともに減少していく特徴があります。
特に40代以降では、体内のエラスチンはほとんどなくなってしまいます。

その影響が肌や体の不調に現れやすくなります。

加齢による変化

エラスチンは、主に若い時期に多く作られ、年齢とともに新しく作られる量が減少していきます。

一度減少したエラスチンは、体内で再び十分に作られにくいため、年齢とともに弾力が低下しやすくなるのです。

生活習慣による影響

エラスチンの減少は、加齢だけでなく日々の生活習慣とも深く関係しています。

  • 紫外線
  • 糖質の過剰摂取(糖化)
  • 睡眠不足
  • ストレス
  • 血流の低下

これらが重なることで、エラスチンは「壊れやすく・戻りにくい」状態になります。

エラスチンと回復力の関係

ここで重要になるのが、「回復力」という視点です。

体には本来、ダメージを受けても回復する力が備わっています。
しかし、その回復力が低下すると、肌の変化も“戻りにくい状態”へと進んでいきます。

回復できない状態が慢性化をつくる

エラスチンの減少は、単なる“加齢現象”ではなく、回復力の低下と深く関係しています。

例えば、

  • 血流が悪い
  • 栄養が届きにくい
  • 睡眠の質が低い

こうした状態では、肌の再生もスムーズに行われません。

その結果、弾力の低下が積み重なり、たるみやシワとして表れやすくなります。

エラスチンを守るためにできること

エラスチンは「増やす」よりも、「減らさない」ことが重要な成分です。

日常の中でできる工夫を積み重ねることで、肌の変化を緩やかにすることができます。

生活習慣の見直し

まず大切なのは、エラスチンを壊さないための習慣です。

  • 紫外線対策を行う
  • 糖質の摂りすぎを控える
  • 睡眠の質を整える
  • ストレスを溜めすぎない

こうした基本的な積み重ねが、肌の土台を守ることにつながります。

栄養と血流を整える

肌の状態は、体の内側の環境にも影響されます。

特に、

  • タンパク質
  • ビタミンC
  • 血流の状態

は、肌の再生に関わる重要な要素です。

体全体の巡りを整えることが、結果的に肌の弾力維持にもつながっていきます。

エラスチンを補うという選択肢

ここまでお伝えしてきたように、エラスチンは加齢とともに減少し、体内での再生も難しい成分です。

そのため、生活習慣の見直しに加えて、「内側から補う」という選択をされる方も増えています。

エラスチンに関する製品やサプリメントについては、当院のECサイトでも詳しくご紹介していますので、
ご興味のある方は参考の一つとしてご覧ください。

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まとめ|肌の変化は「体の状態」を見直すサインでもある

肌のハリや弾力の低下は、エラスチンの減少だけでなく、
血流や栄養状態、生活習慣など、体全体のバランスとも関係しています。

つまり、肌に現れる変化は、
「今の体の状態」を映し出している一つのサインとも言えます。

スキンケアや栄養だけでなく、

・体の巡りは整っているか
・回復しやすい状態になっているか
・日々の負担が蓄積していないか

といった視点で見直していくことも、
根本的な変化につながる大切な考え方です。

当院では、表面的な不調だけでなく、
体全体のバランスや回復力の状態を整理することを大切にしています。

体の捉え方や施術の考え方については、
初めての方へ
のページも、参考資料としてご覧ください。

監修者名
ほっと鍼灸接骨院 管理柔道整復師
鈴木 拓郎

生年月日:1987年5月25日 
出身地:千葉県千葉市
学歴:帝京平成大学ヒューマンケア学部卒
   帝京平成大学大学院 柔道整復学専攻 修士課程修了
資格:柔道整復師
   スポーツ整体ボディケアセラピスト
   中学・高校教諭一種免許状(保健・体育)

大学院で骨盤、骨盤の調整に関する研究をしていました。
その研究成果である骨盤調整を自院での施術に活かしております。

骨盤から起こる体の不調が得意ですが、プロスポーツ選手などの施術経験もあり、幅広い分野で体の不調に対応できます。

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