みなさんこんにちは。
ほっと鍼灸接骨院の鈴木です。
もうすぐ今年も終わってしまいますね…
去年に続き今年も災害を含めた異常気象がとても多く大変な年でしたね!
2019年も残りあとわずか。
みなさんもクリスマスや忘年会を楽しんでください!
それでは本題に入りましょう!
当院に姿勢を気にしてご来院される多くの方からこんな声が聞こえてきます。
「自分で姿勢とかの意識はしてるんだけど、治らないんだよね・・・」
みなさんもこんな事を感じたことありますか?
たしかに、意識をすることは非常に大事です。
意識をしなければ悪い方にどんどん進んでしまいますからね!
では何故意識をしても姿勢や体がなかなか良くならないという現象がおきてしまうのか?
そんな部分のお話から始めていきましょう。
姿勢改善には脳(意識)が重要
みなさんは自分のイメージと現実のギャップを見たことはありますか?
意識をして体を動かせば、自分のイメージした通りに体が動いてくれると思っていませんか?
もちろん健康的な体の方はイメージ通りの動きをすることができます。
しかし、体の状態が悪い方の多くは
自分の体が思っているより動いてない事にさえ気づけていません!!
そんな悲しい話があるか!
と思われ方もいるかと思いますが、これが現実です。
お子様の運動会、頑張って走ろうとして転んでしまうお父さん・・・
段差を越えようとして足を上げるが、つまずいてしまう大人たち・・・
年々気づかないうちに伸長が低くなっている・・・
これ全部イメージと現実のギャップです。
姿勢を意識しても何故良い姿勢を作ることができないのか。
原因はいくつかありますが、特に重要な原因をご説明していきます。
猫背の原因は筋肉の縮こまり
まず、硬くなった筋肉は緩めてあげない限り自分で動かそうとしてもなかなか思い通りに動きません。
ストレッチの時にいくら頑張っても伸びる限界がありますよね。
それと同じで、筋肉が硬くなって縮んでしまい猫背になってしまうと、いくら頑張って背筋を伸ばしても通常の倍以上の力が必要になってしまい長続きしません。
意識して使う筋肉なんてぜんぜん持久力が無いのですぐ疲れてしまいます。
しっかりと柔軟性のある良い筋肉を身につけることが重要です。
筋肉が少ない、弱いでは良姿勢をキープできない!
筋肉の硬さの次に重要なものが筋肉の量や強さです。
先程も意識のお話が出ましたが、
意識するにもちゃんと使える筋肉がなければ仕方ありません。
ですので、それ相応の筋力や筋量は必要になります。
今までは、デスクワークなどをされている大人に猫背が多くみられました。
しかし、近年では子供に多く見られるようになり、若年性の肩こりや腰痛、ヘルニアなどが増えています。
スマホやテレビゲームなど室内での遊びが増え、外で走り回ったり、遊具や木登りなどの頻度が落ちたことで全身の筋肉が硬く、弱くなっていることが原因と言われています。
特に筋肉の中でも大きな原因となる筋肉があります。
みなさんも聞いたことのある大事な筋肉です。
無意識で働くインナーマッスル
意識は長時間持続することはできないません。
意識をやめた途端に体の悪い癖に引っ張られてしまいます。
ではどうしたらよいのか…
そんなときに必要になるのが、無意識でも良い姿勢を維持してくれる筋肉です!
それは・・・
インナーマッスル!!
この言葉はみなさん聞いたことありますよね?
インナーマッスルは体を支えたりするために無意識でもしっかり力を入れてくれるのです。
みなさんがイメージしている筋肉はアウターマッスルと呼ばれる外側の筋肉です。
アウターマッスルはパワーはありますが持久力がありません。
なので意識して背筋を伸ばしてもすぐ疲れてしまうんですね。
インナーマッスルはその逆なのでパワーはないけどコツコツと長時間お仕事してくれてます!
姿勢を維持するのにそこまでパワーは必要ないですからね。
ここがインナーマッスルとアウターマッスルの違いですね!
先程もお話ししましたが、一般の方のインナーマッスルは持久力が必要であって、パワーはあまり必要ありません。
ですので、トレーニングで鍛えなくても日常生活の刺激だけで十分な力を発揮できる状態になるはずなのです。
それでもインナーマッスルが弱ってしまっている方は非常に多いです。
インナーマッスルを使うためにはアウターマッスルの柔軟性が必要になります。
柔軟性については何度もお伝えしていますが、それでけ重要な部分なのです。
姿勢改善の3つの行動
いままでお話ししてきたことで、どうすれば姿勢を良くできるかわかったかたもいると思いますが。
姿勢を綺麗にするには何を意識すればよいかを説明していきましょう!
1.まずは自分が悪い姿勢という事を意識する
何で肩こりや腰痛が治らないのか。
それは姿勢が原因ということが非常に多いです。
自分はいつ姿勢が悪いのか、何で猫背になってしまっているのかを意識してみましょう。
生活の中で必ず原因となる時間があるはずです。
その部分を意識して修正するだけでも姿勢は大きく変わります。
もし原因が見当たらなければ家族や、接骨院などの専門家に相談してみましょう!
2.体の筋肉を柔らかくする!
いくら意識しても硬い筋肉のままでは良い姿勢にはなれません。
まずはストレッチや体操などで首肩周りや股関節周りの柔らかさを出していきましょう。
特におしりや太もも裏(ハムストリング)などは姿勢や骨盤のゆがみに大きく影響します。
デスクワークや運動不足の方は入念に行いましょう。
ストレッチは1回にまとめてやるのではなく、多少短めの時間でもいいのでこまめに伸ばしてあげるようにしましょう。
どうしても時間が無い方は仕方ないですが、こまめにやった方が予防には効果的です。
3.インナーマッスルが動くように!
まじめにストレッチを継続できた方は、
筋肉の柔軟性がついてきた時点である程度姿勢は改善されているはずです。
それでも猫背になっている方は、他にも原因になる硬い筋肉が残っているか、
インナーマッスルがしっかり活動できていないということです。
インナーマッスルは日常生活の刺激で十分と言いましたが、
・姿勢が悪い!
・座る時間が長い!
・歩かない!
などなど、必要最低限の体の動きさえ十分にしなくなってしまうと、
あっという間にインナーマッスルは硬くなって働かなくなってしまうのです。
動かないインナーマッスルは意識的に使ってあげるしかないですね。
こんなのとか!
こんなのとか。
こんなのとか…
この姿勢を1分くらい持続できると、運動不足の方はかなり効きます!
お腹にジワーっとした疲労感が…
1分が厳しい方は30秒くらいから始めてみてはいかがでしょうか?
体が良くなったら何をしたいか?
ここまで色々お話してきましたが、
みなさんはなぜ姿勢を綺麗にしたい、体を良くしたのですか?
これは精神論になってしまうのですが。
治療というものはやはり本人の気持ちに大きく左右されてしまいます。
痛みなどがでていると、それを取りたいという目標がありますが、姿勢を綺麗にしたいなどではなかなか目標というものが薄れてしまいます。
なんとなく丸まっている気がするから
周りに猫背って言われるから
これではいざ体のケアを始めても、それを続けるモチベーションにはなかなかなりません。
何が言いたいかというと…
1回ではどんな治療をしても姿勢なんてものは治りません!
継続的な治療、セルフケアを続けるためにも、まずは自分の中で目標を作りましょう(^^)/
姿勢が良くなればスタイルやダイエットにも効果的です!
運動選手は身体能力やパフォーマンスも上がるでしょう!
肩こり腰痛、ひざ痛などが辛い方も姿勢で緩和する方が多いです!
姿勢を良くすれば他にも良いことがいっぱいあると思います。
皆さんも自分がどうなりたいのかを見つけてみて下さい!
猫背に関する別記事はこちらから↓
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