『運動』『休息』それぞれに最適なストレッチとは?動的ストレッチと静的ストレッチを解説します!

ストレッチ スポーツ障害、ケガ

みなさんこんにちは。

ほっと鍼灸接骨院の鈴木です。


なんだか寒くなったり温かさが戻ったりと体に疲労が溜まりやすい気候ですね…

コロナのストレスもありますし…


寒暖差があると自律神経が乱れてしまい、それはそのまま体の調子にも直結します!

過去にもお話しているのでどうぞ!

私も体調を崩さないように日々のセルフケアを実施中です(*´▽`*)

なにを?って気になります?


実は…

リカバリーウェアというものを使ってしっかり休息をとっているのです(-_-)zzz

これを愛用してから睡眠の質がとても改善されました(あくまで個人の意見ですw)

当院でも販売しておりますので、詳しくはスタッフまで!


さて本題です。

当院では、セルフケアとして多くの方に肩や足のストレッチを指導しております。


さて、みなさんはそんなストレッチに種類があることをご存知ですか?

スポーツに前に準備体操として行うストレッチや自宅などで柔軟性UPやリラックスするためのストレッチ。

ストレッチを行う状況は様々ですが、やり方を間違えると逆効果になってしまうことが…

動くためのストレッチと休むためのストレッチ

タイトルにもありますが、ストレッチは大きく2種類に分けられます。

1つめは動くためのストレッチ。

これを動的ストレッチと呼びます。

これは運動をする前の準備体操やウォーミングアップの際に行うストレッチです。


2つめは休むためのストレッチ。

1つ目の動的ストレッチに対して、

これは静的ストレッチと呼びます。


運動をした後の整理体操や自宅で疲労回復を目的とした筋肉をリラックスさせるストレッチです。

この2つの大きな違いはそのやり方にあります。

ここからはそれぞれのやり方やどの状況に適しているのかをご説明していきます。

動的ストレッチのやり方と必要な場面

動的ストレッチって言われても皆さんピンときませんよね?

簡単なもので例えると、ラジオ体操や健康体操が動的ストレッチと呼ばれるものです。


他にも試合前のサッカー選手が歩きながら股関節をぐるぐる回したり、メジャーリーガーの前田健太選手が行うマエケン体操も動的ストレッチに入ります。


体を温めながら筋肉を柔らかくしていくってイメージですね!

体操だからストレッチじゃないじゃん!

って思われたかもしれませんが、体操の様な動きの中で筋肉を伸ばしていくものが動的ストレッチなのです。


動的ストレッチを行うと体の交感神経が優位になり、運動神経が活性化されるのです!

体温が上がり筋肉も柔らかく動きやすい状態になり、

パフォーマンスUPやケガの予防にもGood(^_-)-☆

ですので、運動前に行うストレッチには動的ストレッチが最適なのです!

静的ストレッチのやり方と必要な場面

では静的ストレッチはどんなものか。

これは皆さんがイメージしているストレッチです。


当院でもセルフケアとして静的ストレッチを指導することが多いです。

静的ストレッチは関節の可動域を改善させたり、筋肉に溜まった老廃物を流す効果が高いです。

リラックス効果もあるので入浴中や就寝前に行うと副交感神経が優位になり睡眠の質向上、疲労回復にも効果的です。

間違ったストレッチは逆効果

では、それぞれのストレッチを逆の場面で行ってしまうとどうなってしまうのか。

まずは運動前の場面で静的ストレッチを行ってしまうとどうなるのか。


結論から言うと、パフォーマンスが落ちてしまう可能性が高いです。

それは体がリラックス状態になってしまうのはもちろん、筋肉の張りが大きく影響しています。


運動では筋肉に力を入れて通常以上のパワーを出していかなければなりません。

では人間はパワーをどうやって出しているのか。


それは筋肉が伸び縮みする力を利用しているのです!!

簡単な例だとゴムですね。

細くて柔らかいゴムだとピシッってされてもあまり痛くないですよね?

逆に太くて硬いゴムはバチッってなって超痛いですよね(-_-)/~~~ピシー!ピシー!

ちなみに私はけっこう痛いことが嫌いな方なので、輪ゴムとかが突然切れてピシッ!!となると一人でムッとします・・・


それはさておき…

筋肉もゴムと同じで、ある程度の太さと張りがないと力が出せません。


もうおわかりですよね?

静的ストレッチで筋肉の張りをしっかり緩めてしまうと肝心なパワーが出せなくなってしまうということです。

ヨガなどの瞬発力があまり必要でない運動では静的ストレッチが有効ですね!


では逆に就寝前に動的ストレッチをしてしまうとどうなるでしょうか?

まず動的ストレッチを行うと体の交感神経が活性化します。

交感神経は体を動かす神経なので、リラックスとは真逆の神経です。


なので、就寝前やリラックスさせたいときに動的ストレッチをしてしまうと体が興奮して全然リラックスできません…

ま~寝る前にラジオ体操みたいなことをする人は少ないと思いますが、体を動かすような運動、汗が出るような激しいストレッチは控えて下さいね!

2種類のストレッチを使いこなせ!

ここまで動的と静的の違いや効果的なタイミングをお話してきました。

結果的に自分はどっちのストレッチをすればいいの?

と思った方もいるかと思いますが、どちらのストレッチもできると最高です!


2つのストレッチはそれぞれ別の役割や効果があります。

運動前や日中は動的なストレッチで体の活性化を!

運動後や就寝前には静的ストレッチで体のリラックスを!


しっかり使いこなして体のメンテナンスをしてみましょう!


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