みなさんこんにちは。
ほっと鍼灸接骨院の鈴木です。
もう11月だというのにまだ日中が温かく感じるのは私だけでしょうか・・・?
今年は暖冬らしいですが、こんなに温かくて良いものなのか。
ところで、みなさんは天気が悪いと頭痛がでたり、古傷や関節が痛くなったりと調子が悪くなったりしませんか?
もしくは周りの友人などでそういう方いませんでしたか?
患者様でも「天気の悪い日はねー…」なんて方が多くいらっしゃいます。
このような不調を起こす現象を「天気痛」と呼びます。
主に気圧の変化などが原因で引き起こされますので、これからの台風シーズン要注意です!
というわけで、今回は天気痛について書いていきます!
天気が悪いとなぜ不調が出てくるの?
天気痛はただ天気が悪いから現れてくるわけではありません。
みなさんは「気圧」という言葉をご存知ですよね。
簡単にご説明すると「空気の圧力、重さ」です。
人間は空気の中で生活しているので、常に気圧という圧力に体を圧迫されているわけです。
外から圧迫されているので抵抗しないと体が潰れてしまいますよね!
ですので、体の内側から気圧に対して押し返す力が自然と働いています。
そのおかげで、体はだいたい同じくらいの大きさを維持できているわけですね!
天気が悪くなったり、台風が近づくと周囲の気圧が下がってしまいます。
気圧が下がるということは、外から圧迫される力も弱まるという事です。
しかし体は押し返す力を急激に低下させることはできません。
多少は調節できたとしても、ほとんどいつも通り抵抗力を働かせています。
そして内側からの力の方が強くなってしまうと、普段よりも体が膨らんでしまうのです。
山登りをした時にお菓子の袋がパンパンになっているのを見たことありませんか?
それと同じことが体の細胞たちにも起きているのです。
当然、細胞単位で膨らんでいるので体の中はすでにパンパン状態!
筋肉などは硬くなって血流を悪くするため重だるさやコリがでてきます。
ケガをしていたり、痛みがある場所が刺激されズキズキしたり症状が悪くなったりもします。
関節も動きにくくなるため痛みや不自由さがでてきたりもします。
このようにして体の不調が現れてくるのです。
自律神経との関係
先程お話ししたように、気圧の変化で体の調節がうまくできなくなり天気痛が現れます。
では、その体の調節は体のどこで行っているのでしょうか?
みなさんも「自律神経」という言葉を聞いたことがあると思います。
生命活動など無意識に行われる体の調節は、この神経が全てコントロールしています。
自律神経は交感神経と副交感神経の相反する2つの神経が切り替わりながら調節を行います。
・交感神経
交感神経は日中の起きている時や緊張している時に働く神経です。
主に体を活発に動かすため、内臓の働きなどを抑制します。
・副交感神経
副交感神経は夜寝ている時やリラックスしている時に働く神経です。
主に内臓機能を活発に動かすため、体を動かす機能を抑制します。
自律神経について詳しくお話している記事がありますので、ご興味のある方はそちらもどうぞ!
自律神経がうまく機能していないと、気圧などの影響を受けた体をうまく調節できなくなるわけです。
天気痛をなくすためには!
天気痛は環境の影響を受けて起こるため、避けることはできません。
天気は操作できませんからね!
ではどうしたらよいのか?
答えは一つ!
天気の影響に負けない体を作ること!
気圧の変化で細胞が膨らんでも、血流をしっかり維持できる筋肉や血管の柔軟性をつけること。
体の動きを制限しないよう、猫背などにならないよう注意する、足を組んで骨盤を歪ませないようにすること。
ストレスをできるだけ溜めないように、自分なりのリラックス法を作る。
別の記事に自律神経を整える簡単なセルフケアが載っておりますので、興味のある方はご覧ください。
血流や自律神経、筋肉などすべてを見た時に、特に重要なのが姿勢です!
姿勢を直すことは日々の意識でできることです!
ですが、その意識が意外と難しい…
姿勢は体の機能を左右するとても大事なことです。
天気痛をでにくくするために、まずはご自身で筋肉、血流、ストレスなどに対してセルフケアを行い、姿勢なども少しずつ意識してあげましょう!
自律神経に関する記事はこちら↓
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