子供に筋トレは必要なのか?年齢別のトレーニング方法を解説

筋トレ スポーツ障害、ケガ

みなさんこんにちは。

ほっと鍼灸接骨院の鈴木です。


最近ドタバタ忙しく、なかなか投稿ができずすみませんm(_ _)m

今回は「子供の筋力トレーニング」についてです。


昔に比べて小さいころから様々なスポーツに触れる環境が増えてきています。

サッカー、バスケ、野球、etc…

小さい頃からスポーツを行うことは非常に良いことですね!


ちなみに、私は小学生では卓球、中学はバスケットボールです(∩´∀`)∩

どうでもいい話ですね・・・涙


では、質問です。

スポーツは健康的、では筋力トレーニングはどうでしょう?

子供のうちから筋力トレーニングを行う、これはどう思われますか?


みなさんのイメージはきっと『良くない』ではないでしょうか?

今回の記事はこういった部分を解説していこうと思います。

子供の筋トレは体に良い!

先程の質問ですが、答えは『良い』です。


こんな話をよく耳にします。

「筋肉がつき過ぎると身長が伸びない」

「筋トレは関節や骨を痛める」

きいたことありませんか?


多くの方がこのイメージが頭に残り、『筋トレ=子供に良くない』となっていると思います。

確かに、正しい知識を持って年齢に合わせた負荷を与えていかなければケガに繋がってしまうのも事実です。

しかし、よく考えてみて下さい。

スポーツも筋トレに該当すると思いませんか?


サッカーでボールを蹴れば下半身のトレーニング、野球で投げれば肩のトレーニングになると思いません?

どれも正しい知識やフォームで行うことが大事ですよね(*´▽`*)


こうやって考えると、筋トレも正しい知識ややり方がわかれば問題ないですよね!

『筋トレ=子供に良くない』というイメージ変わってきましたか?

では子供の筋トレはどういった良い効果があるのかを考えていきましょう。

筋トレが与える効果

筋力トレーニングには、筋肉が大きくなる以外にも様々な効果があります。

簡単にご紹介していきます。

1.成長ホルモンの分泌促進

まず、成長期の子供は成長ホルモンと呼ばれるホルモンが多く分泌され、骨や筋肉を成長させていくわけですが。

この成長ホルモンは運動やトレーニングが体に与える適度な刺激によってさらに分泌が促進されます!

2.様々な運動、動きに耐える体が作られる(ケガの予防)

トレーニングをして筋肉が発達することによってスポーツによる多くの負担から体を守ることができるようになります。

ケガの予防ということですね。

3.運動神経の発達

子供の運動神経は5~9歳の間に著しく発達していきます。

12歳で運動神経はほぼ完成すると言われています。

5~12歳までの間にいかに様々な動きや運動の刺激を体に与えられるかである程度の運動能力が決まってしまうわけですね!

ただ、この年齢でのトレーニングは重量によって体に負荷をかけるのではなく、自分の体重でかかる負担で十分です。

なので、普通にかけっこや遊具で遊ぶことがトレーニングになるということですね。

良い面があれば悪い面、危険な部分も存在します。

次は年齢ごとにどういったトレーニングが適しているかお話していきます!

年齢別トレーニング方法

筋力トレーニングは年齢に応じた負荷をかけることが重要です。

強すぎる負荷は必ずケガに繋がります。

特に小学生から高校生までは運動の強度も強くなってきて、筋トレも強い負荷をかけるようになってきます。

どの程度の負荷が適しているのかご説明していきます。

小学生以下

この時期(幼児期)はとにかく体を動かすことがとても大切です!

筋力や骨も未発達なので、余計な負荷は必要ありません。


なのでたくさん様々な種類の遊びをさせてください!

走り回ったり、飛んだり跳ねたり、遊具もたくさん使わせてください。

この時期は巧緻性(ちこうせい)と呼ばれる体を動きを理解し自由に動かす能力を身につけます。


最近は危ないからと自由に遊ばせることが少なくなって、遊具もどんどん種類が減ってきてます…

ジャングルジムって最近減ってきている気がしませんか?

あれ、巧緻性を養うにはとても良い遊具なのに…

残念です(´・ω・`)

あっ、とにかく幼児期はいろんな種類の遊びをたくさんさせてくださいね!

小学生

小学生では筋肉や骨の成長より、運動神経などの発達が著しくみられます。

特に低学年の時期は「ゴールデンエイジ」と呼ばれ、難しい動きでもどんどん吸収していきます!

なのでサッカーや野球などの球技はもちろん、動き覚えさせる一つとして筋トレを行うのもよいでしょう。


低学年のうちは筋力トレーニングというよりは、体のバランス感覚や体操のような体を複雑に動かすトレーニングをさせてください。

高学年になったら腹筋運動などの簡単なトレーニングを取り入れてOKです!

中学生

中学生になると徐々に重さを増やしたトレーニングも取り入れられてきます。

最近の中学生は身長も体型も大人顔負けの子が増えてきてますよね!!

ですが、実は中学生の筋肉もまだ未発達なんです。

体も成長期を迎え、どんどん身長や体重が増加してきますし、部活動なども始まり運動強度も飛躍的に上がります。


筋力トレーニングを行うことで強い負荷にも耐えられる体を作り、ケガの予防につなげることができます!

ただ、体が大きく変化していく時期でもあるのでメニューなどはしっかり組み立てることが重要です。

とくに部活動など集団で行う筋力トレーニングの際には、個人差をしっかり考慮し一人ひとりの負荷設定にも気を配る必要があります。


実際にどのくらいの負荷をかけるのがいいのか…

中学生でしたら自分の体重で行う自重トレーニングや軽い重さのダンベル程度で十分です(∩´∀`)∩

高校生

体の成長も徐々に安定し、ここからは筋肉が大きく発達していく時期に入ります。

この時期から、マシンやバーベルなどの強い負荷がかかる器具を使用していくといいかと思います。

トレーニングをした分だけ筋肉が大きくなるので、モチベーションも上がりやすくなりますね!

トレーニングの成果は各競技のパフォーマンスにも影響してくるはずなので、無理のない程度に正しい動作でトレーニングを行いましょう。

必要な時期に必要なトレーニングを!

トレーニングはただ行えばよいというものではなく、年齢や競技などに合わせてメニューや負荷の強弱を考えていかなければなりません。


例えば

バスケットやテニスなど瞬間的に動いたり、シュートやストロークなどの繊細な動きを必要とするスポーツ。

ラグビーやプロレスラーのような腕とか胸がムキムキでゴリゴリな筋肉は必要ですか?

そんな選手みたことないですよね(笑)


とうぜん、重たい筋肉は素早く動くスピードや繊細なコントロールの妨げになります。

逆にラグビーなどは相手に当たり負けない体が必要ですよね。

スポーツというものは競技によって必要な動きや筋肉が違います。

体全体を満遍なく鍛えればいいやなんて甘い!

健康維持やスタイルをよくしたいって場合は別ですよ!(^^)!


競技のパフォーマンスを上げるためには必要な部分に必要な負荷を!

これ実はすごく難しいんです。

競技知識とトレーナー知識の両方が必要になるので。

指導者の方はできるだけそういった知識を学んで、ケガの予防などにも生かしてもらえればと思います。


保護者の方はできるだけ体の変化を観察し、異常がないかのチェックをしてあげてください。

体の変化は良いことだけではありません。

慣れない体を動かしてケガなどにつながってしまう場合もあります。

酷くなる前に医療機関を受診して、なるべく競技を休まなくて済むように心がけてください!


それではみなさん、正しいトレーニングで楽しいスポーツをしてください!

困ったことがあればほっと鍼灸接骨院はいつでもご相談を受けてつけております(^_-)-☆


その他スポーツに関する記事はこちら↓

ただ歩くはNG!ウォーキングで健康になる3つのルールとは

『運動』『休息』それぞれに最適なストレッチとは?動的ストレッチと動的ストレッチを解説!


当院が気になった方は是非ホームページにも足を運んでください。

スタッフ紹介や治療メニューの紹介もございます!

【ホームページへ進む】


*みなさまへのお願い

記事を読んでくださってありがとうございます。

ご協力いただけるようでしたら、ぜひfacebookやTwitterにシェアを宜しくお願いします!

 

現在、ブログランキングにほっと鍼灸接骨院も参加しています!

多くの方にお悩みを解決する手助けになるよう記事を読んでいただきたいのです。

皆様のお力をお貸しくださいm(_ _)m

お手数ではございますが下の画像をワンクリック!宜しくお願いたします。

健康と医療ランキング

タイトルとURLをコピーしました