熱中症、脱水に効果的なスポーツドリンクとは?タイミング別のスポーツドリンクの選び方を解説します

スポーツドリンク 健康情報

みなさんこんにちは。

ほっと鍼灸接骨院の鈴木です。

 

オリンピックもあっという間に終わってしまいました。

選手のみなさん、ほんとお疲れ様です(^^♪

 

次はパラリンピックですね!

暑さも厳しいので体には気を付けて頑張ってもらいたいですね!

 

さて、8月も夏の暑さは厳しいですね…

こんな時は熱中症や脱水の危険も多いです。

 

スポーツだけではなく、外でのお仕事や暑い部屋で過ごすときなど水分補給はかかせません!

 

みなさんは普段どんな飲み物で水分補給をしていますか?

汗を多くかいた際にはスポーツドリンクがとっても有効です。

  

今回はそんなスポーツドリンクについてお話していきます。

 

スポーツドリンクを飲んだほうが良い理由とは?

スポーツドリンクって糖分が多いから飲まないほ方がいい!

そんな話をよく耳にすることがあります。

 

そもそもスポーツドリンクを飲む理由ってご存じですか?

 

もちろん水を飲めば水分は補給できますが、汗と一緒に出てしまった電解質(塩分)は補給できません。

スポーツドリンクは運動などでたくさん汗をかき、失われた水分や電解質をスムーズに補給することを目的で飲まれる飲み物です。

 

懸念の声が多く出ている糖分に関しても、水分吸収を促進するためにある程度の糖分が含まれています。

これらの成分がバランスよく含まれているので、脱水症状の予防として有効なんです!

 

スポーツドリンクの種類と選び方

みなさんはスポーツドリンクを買うときや飲むとき、どうやって選んでいますか?

いざ買おうと思ってもいろんな種類があって悩みますよね…

 

有名な名前の物を選べばいいなんてだめですよ!

そんな風に選んでいた方は、今回の記事でしっかり選べるようになりましょうね(^^♪

 

特にスポーツをされている方や、部活動を頑張っている学生さんやその親御さんはしっかり覚えておきましょう!

 

では、まずスポーツドリンクの種類からお伝えしていきます。

 

スポーツドリンクには『アイソトニック飲料』と『ハイポトニック飲料』と呼ばれる2種類があります。

2つの違いは成分や浸透圧に差があります。

 

浸透圧なんて学生の頃の理科で習って以来あまり耳にすることもないですよね(笑)

浸透圧についてこのように解説しています。

 

濃度の異なる2つの液体は、半透膜を通して、水が濃度の高い方に移動します。この時の圧力の差を「浸透圧」といいます。例えば、容器の中央に半透膜で仕切り、一方に水、他方に溶液(たとえばブドウ糖液や食塩水)を入れます。すると、濃度の低い水から高い溶液の方へ、水が半透膜を通過して移ります。やがて、膜の両側で溶液の濃度が同じになるか、圧が均しくなると、はじめて水の移動が止みます。このように濃度の高い液が低い液から水を引き寄せる力を浸透圧と呼んでいます。

日本コカ・コーラ株式会社

  

こんな感じで、飲んだドリンクが体の中にどのくらい吸収されやすいかということです。

成分などを調整しスポーツドリンクを作ることで、体の状態に合わせて吸収力を最大限に発揮できるドリンクになるのです!

 

だからスポーツドリンクを体の状態やシチュエーションに合わせて選ぶことは非常に大事なんですよ(‘ω’)ノ

 

運動前や運動後のクールダウン時は『アイソトニックタイプ』

アイソトニックとは『等張液』という意味です。

体を安静にしているときの体液(塩分は0.1~0.2%、糖質が約4~6%)に近い成分、濃度で作られています。

 

体液に近い浸透圧のため、水分、糖質、塩分がバランスよく吸収されるのが特徴です。

しかし、汗をたくさんかいてしまい体液が薄くなっていると浸透圧のバランスが変わってしまい吸収速度が落ちてしまいます。

なので運動前や後など、体が落ち着いているときに飲むのが良いとされています。

 

アイソトニック飲料は日常生活で効率的に水分補給をするのにおすすめです!

日本体育協会は「1時間以上の運動をする場合には、4~8%程度の糖質を含んだものが疲労の予防だけでなく水分補給効果にも役立ちます」としています。

運動中の水分補給は『ハイポトニックタイプ』

ハイポトニックは『低張液』という意味です。

体を安静にしているときの体液より低い浸透圧の飲み物です。

糖質や塩分の濃度はアイソトニックタイプより低め(塩分は0.1%程度、糖質は2%程度)になっています。

スポーツドリンクというより経口補水液に近い濃度ですね!

 

激しく汗をかいてしまうと体の体液が薄くなります。

こんなときは低張液が腸で素早く吸収されるのでおすすめです!

 

運動中や運動直後の水分補給はハイポトニックタイプが向いています。

 

しかし運動時はエネルギーも必要ですよね!

そんな時はアイソトニック飲料を一緒に飲む、もしくはアイソトニック飲料を飲むようにしましょう(^^♪

 

アイソトニック飲料の紹介!

それではアイソトニック飲料にはどんなものがあるのかご紹介します!

(成分表記は100mlあたりの数値です)

 

・ポカリスエット(大塚製薬)

みなさんご存じ、元祖スポーツドリンク‼

学生時代お世話になった方も多いのではないですか?

 

 

・アクエリアス(コカ・コーラ)

ポカリスエットに並ぶ有名なスポーツドリンクです。

アクエリアスにはアルギニンやBCAA(分岐鎖アミノ酸)、クエン酸が配合されています!

運動後の疲労回復にも効果的とされています♪

 

・グリーンダカラ(サントリー)

ポカリスエットやアクエリアスよりもすっきりと飲みやすい味わい。

グリーンダカラには鉄分も配合されています!

 

・ビタミンウォーター(サントリー)

水分補給に加え、ビタミンも補給できるドリンクです!

水溶性のビタミンBやビタミンCは運動時の汗と一緒に体から失われてしまいます。

エネルギーや水分と一緒にビタミンを補給できるなんて良いですね(^^♪

 

他にも様々な商品があります。

メーカによって塩分や糖分にも差がありますので成分表示をみて選びましょう!

ハイポトニック飲料の紹介!

次は運動中に飲みたいハイポトニック飲料です。

ハイポトニック飲料は運動中に飲むことを考慮して、水分補給だけではなく疲労回復や脂肪燃焼などのオプションがついている飲み物が多いですね!

(成分表記は100mlあたりの数値です)

 

・キリンラブズスポーツ(キリン)

スポーツを行う前から飲み始めることをおすすめしているスポーツドリンクです!

サッカー日本代表公式飲料としても公認されています(*’▽’)

 

・アミノバリュー(大塚製薬)

運動による体の疲労感をやわらげることが特徴で、疲労回復効果があるBCAA(バリン、ロイシン、イソロイシンの総称)が含まれます。

運動前から運動中に飲むと特に効果的なドリンクです。

 

・VAAMスマートフィットウォーター(明治)

運動で体脂肪を減らしたい人におすすめ!

脂肪燃焼に効果的なARFアミノ酸(アラニン・アルギニン・フェニルアラニンの混合物)を配合した機能性表示食品です。

ARFアミノ酸は身体活動との併用により、脂肪の代謝がさらにUP♪

 

まとめ

スポーツドリンクはメーカーや商品によって様々です。

スポーツドリンクを正しく選ぶことで熱中症予防だけではなく、スポーツのパフォーマンスや疲労回復などにも大きく影響します。

成分や効果を確認して、飲むタイミングや目的によって選ぶようにしましょう!

スポーツをしている方はドリンクだけではなく、お体のケアも重要なことです。

ストレッチなどでウォーミングアップから疲労回復までしっかり行いましょう!

 

ストレッチについての記事はこちら↓

『運動』『休息』それぞれに最適なストレッチとは?


その他、運動に関する記事はこちら↓

ウォーキングで健康になる3つのルールとは?

誰でも足が速くなる方法とは?

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